ある調査によると、日本人の約80%の方が、人前で話すことに苦手意識を持っています。
私も、もともと緊張しやすい性格で、結婚式のスピーチを頼まれると、スピーチが終わるまで食事が喉を通らないほどでした。
そんな私がホスピタリティー・マナー講師になったのですが、人前で話す時には非常に緊張し、前の日に眠れないことも度々ありました。
「こんなに緊張するのは講師に向いていないのかもしれない」と真剣に悩んだ時もあります。悩みすぎたあまり、藁をもすがる思いで、「緊張を克服するための催眠術」にも行ったこともありました。残念ながら効果はありませんでしたが。
そんな緊張しやすい私なのですが、2010年より現在まで講師として活動し、ある企業様の講演では1,000名様の前でお話させていただきました。
現在までの総受講者数は2万人を超えています。
その他にも、テレビやラジオ番組に出演させていただいたり、日本人だけではなく中国人の方の前でも研修させていただいた経験がございます。
なぜ、緊張しやすい私が講師としてやってこれているのか、緊張しているように見えないのか、それは、トレーニングを積み重ねて「自信をもって話せる技術」を身につけたからです。